サロン・デュ・ショコラ SALON DU CHOCOLAT ~パリ発、チョコレートの祭典~ 「アンリ・ルルー(セミナー)編」

サロン・デュ・ショコラ SALON DU CHOCOLAT ~パリ発、チョコレートの祭典~ 「アンリ・ルルー(セミナー)編」
今日もまたまた名鉄百貨店本館で開催している、サロン・デュ・ショコラのお話です!
今回のサロン・デュ・ショコラでのセミナーで、間違いなく目玉だったであろう回が、初日の午後3時半から開催された、アンリ・ルルー氏(HENRI LE ROUX)のセミナーでしょう。
初日に朝一で私が参戦したのもこのため。。
(実際整理券はお昼過ぎまで残っていて驚愕でしたが)
世界で唯一のキャラメリエ。。人柄もとっても良いという噂だったので、前から一度お会いしてみたいな~と思っていた人物。なんて優しいお顔立ち!想像通りの素敵な方でした~♪


サロン・デュ・ショコラ SALON DU CHOCOLAT ~パリ発、チョコレートの祭典~ 「アンリ・ルルー(セミナー)編」
このセミナーでは、ルルー氏と一緒に試食のショコラ(5種)を食べながら、その説明を聞くというもの。なんて贅沢な時間でしょう。
ひとつひとつ、とても丁寧に説明していくルルー氏、そのショコラへの愛・地元への愛が聞き手にひしひしと伝わってきます。

サロン・デュ・ショコラ SALON DU CHOCOLAT ~パリ発、チョコレートの祭典~ 「アンリ・ルルー(セミナー)編」
試食に出されたショコラはこちらの5種。
(1)「C.B.S」(2)「シュゼット」(3)「ルイゾン・フランボワーズ」 
(4)「ソワジック」(5)「ミュール・カルダモン」 
この番号の順に食べ進め、お話を聞いていきました。
まずは1番の「C.B.S」。ルルー氏の代表作Caramel Beurre Salé(塩キャラメル)をビターチョコでコーティングしたショコラ。口に含むと、まずチョコレートの香りが広がり、次にキャラメルがあらわれます。ゲランドの塩入りのキャラメル、塩加減が絶妙で、砕いたナッツも良いアクセントになっていて、とっても香ばしく美味しい!!ルルー氏いわく、このキャラメルは噛んでも歯にくっつかないのが特徴とか。うん、確かに!体温でゆっくりと溶けていく口溶けのよさで、歯につきません!

サロン・デュ・ショコラ SALON DU CHOCOLAT ~パリ発、チョコレートの祭典~ 「アンリ・ルルー(セミナー)編」
2番目からは断面の写真もどうぞ。(C.B.S撮り忘れました。。)
2番目に食べたのは、「シュゼット」。クルミのプラリネ入りボンボンショコラです。
クルミだけで作ると脂肪分が多いので、少しアーモンドも混ぜているとか。フランス産の香りのいいものを使用しているそうです。
3番目は「ルイゾン・フランボワーズ」。なかにフランボワーズのキャラメルが入ってます。
これ、食べた瞬間うまっっ!!ってびっくりしました(笑)
フランボワーズの甘酸っぱさが絶妙で、これまたビターなチョコレートと味も香りも合うんだな~。でも、今回こちらの商品は売られてないそう。。売ってたら絶対買っていたのに!
ちなみに商品名のルイゾンとは、アノフランスの自転車競技ツール・ド・フランスで優勝経験のある選手ルイゾン・ロベ氏にちなんで付けられたもの。。何でも、この選手が骨折してしまった際に、タラソテラピーによって完治に至り、後にキブロンにて選手自身がタラソテラピーを始め、それを目当てに人が街に集まり。。このことがあったおかげ、ルイゾン氏のおかげでルルー氏はキブロンに店を出せた。。という敬意を表して、このショコラを作っておられるそうです。
もうひとつ、ルイゾン・パッションというのがあるそうで、そちらは今回扱っているそうですよ。
そして4番目、「ソワジック」。こちらはなんと蕎麦を使ったショコラ!中には、そば粉のビスケットを砕いたものが入っていて、香りだけじゃなくサクサクの食感もとっても楽しい!!
5番目は、「ミュール・カルダモン」。こちらの中身は2層になっていて、上がカルダモンの香りのガナッシュ、下はブラックベリーのパートドフリュイです。まずカルダモンが香って、そのあとブラックベリーが。。お互い主張するのに邪魔しない絶妙なバランス。パートドフリュイのプルっとした食感も面白いです。

長々拙い文章ですが、伝わったでしょうか?とっても素敵なお話&ショコラでした。。
東京では販売されていた、塩キャラメルアイス。。それが名古屋ではなかったのが改めて悔やまれます。。
でもでも、ショコラ&キャラメル、とっても美味しいので購入しちゃいました!その紹介はまた次回。。!!

サロン・デュ・ショコラ2009その他の記事はこちら
  ショコラバー編(2009年1月29日の記事)
  エコール・クリオロ編(2009年1月30日の記事)
  フランク・ケストナー編(2009年1月31日の記事)
  アンリ・ルルー(キャラメル)編(2009年2月3日の記事)
  ショコラバー編Part2(2009年2月8日の記事)
  パティスリー キュブレー&フランク・ケストナー(セミナー)編(2009年2月12日の記事)