名古屋テレビ塔
きのう紹介した瀬戸デジタルタワーは地上波デジタル放送の電波を発信していますが、いままで主流だったアナログ放送の電波は、このお方が発信しておられます。
名古屋テレビ塔です。
栄を南北に走る、いわゆる「100メーター道路」の中央分離帯にあたる久屋大通公園のど真ん中に、彼は昭和29年から立っています。
高さは180m。名古屋駅に建設中の名古屋ルーセントタワーと同じ高さです。
ただ、瀬戸デジタルタワーの記事でも簡単に触れたように、アナログ放送の電波は2011年で停波します。つまりその年をもって名古屋テレビ塔の、テレビ塔としての役目は終了となるわけです。
だけど、役が済んだからといって解体なんて、もちろんしません。既に彼は名古屋都心部のランドマークとして大事なもうひとつの役目を担っているので、停波後はランドマークとしての第二の人生が始まるんですね。
お色直し後の昼の名古屋テレビ塔
それを象徴するように、最近お色直しをしました。
7年ごとに塗装工事を行っているようで、昼は塗装前の黒ずんだ印象から一変しピッカピカ(これがまぶしい)のシルバーになり…、
お色直し後の夜の名古屋テレビ塔
夜になると今までグリーンのネオンで光っていた展望台の屋根もご覧のように改装なりました。
高層ビルがどんどん建つ名古屋駅エリアに比べ、栄エリアは高層ビルが今のところ少ないので、遠方からもその姿を見られます。
名古屋テレビ塔は、これからもここ名古屋の移り変わりを長ーく長ーく見守ってゆくことでしょう。
名古屋テレビ塔リニューアルオープンのレポートはこちら!
名古屋テレビ塔 リニューアルオープン!(2006年6月14日の記事)
鉄骨の姿というのは美しいですね~。
栄の再開発はしっかりとタワーのことを考えてもらいたいです。
でも、道路が広いからどうなろうと存在感はありそうですね。
>>kiuさん
はい、こちらタワー好きのさいです(笑)
そうですねぇ!
栄のランドマークといったらテレビ塔、という時代がいつまでも続くといいですね。ジェトロ跡あたりに再開発の計画があるようで、いろんな意味で気になります。