ナガシマスパーランド ジェットコースター実車レポート前編


ナガシマスパーランド
高さ97mから、地上へ 2009年2月8日撮影
季節はいよいよ春! まだ朝晩は冷える日が多いですが春といったら春。ジェットコースターに乗り重力と遠心力に身を任せ、翻弄されるのにピッタリの季節! ということできょうは名古屋圏創設以来初めてのナガシマスパーランドレポートをお届けです。

ナガシマスパーランドはご存知三重県桑名市にある遊園地。全体的にジェットコースター(ローラーコースター)やバイキング、回転系のアトラクションが多くある、絶叫マシンスポットですね。最近は隣接地にジャズドリーム長島や伊勢湾岸自動車道の湾岸長島サービスエリアも出来、昔のような遊園地のみでない多様な目的でこられる場所になりました。

そんなナガシマスパーランドから、工事中で運休だったひとつのコースターを除くすべてのジェットコースターを、わたしさいが渾身の実車レポート! どうぞ、しばしのお付き合いを~。

コークスクリュー ナガシマスパーランド
コークスクリュー
コークスクリュー コース概要
まずご紹介するのはやっぱりコレ。ナガシマスパーランドの「絶叫マシン」としては初代となるこのジェットコースター。ワインコルクのオープナーのようなスクリューが特徴の、その名もコークスクリュー
大きな落差もなく、距離も390mと短め。それほど規模は大きくないこのコースターの最大の特徴はやはり、コークスクリューゾーン。横方向のらせん状に車体を回転させながら、木々の間を走り抜けます。立体的なひねりが加わった連続2回転は、逆さの状態で横方向の遠心力までかかるなかなかのつわもの。そして林の中に横たわる青い龍のようなコースが美しい。

2番目のジェットコースターはこちら。

シャトルループ ナガシマスパーランド
シャトルループ
コース概要
園内の北寄りに位置する黄色いシンプルな線路が特徴、シャトルループ
まっすぐに伸びるいち文字のコースに宙返りがひとつ。見た目は至ってシンプル。というかむしろ地味ですらあります。しかし、乗ってみるとその動きはとても地味なんて言ってられません、いや、言っている暇がありません。
「いってらっしゃーい」の係員さんの笑顔の後、ものすごい勢いでぐおおおおんと加速する車体、からだが完全に座席に押し付けられる状態で気が付いたら宙返り突入──

シャトルループ ナガシマスパーランド
──天地がひっくり返ったかと思ったら、今度は高い位置まで急上昇し停止・・・。ふぅと一息つくも車体はそのまま急降下を始め、後ろ向き走行、そのままさっき通った宙返りに後ろ向きで突入。なにぶん後ろ向きは進行方向が見えないので何が起こるか分からない、「あ、そうか、宙返りがあったんだ」なんてコースの経路を脳内で思い出しているうちにそのまま猛スピードでスタート地点の乗り場をも通過し、反対側で急上昇、急降下、そしてフィニッシュ。まさに息つく暇もないコースター。

ちなみにシャトルループの1枚目の写真の乗り場横に青と黄色の線が見えますね。
これがスタート1秒後の「車体」です。

3番目のジェットコースターはこちら。

ダブルワイルドマウス ナガシマスパーランド
ダブルワイルドマウス 2009年2月8日撮影
コース概要
青い空に映えるあざやかなコース。ダブルワイルドマウス
4人乗りのコンパクトな車体が、細かなコースをちょこまかと走り回る、その姿はまさに荒くれ野ネズミ。コースそのものの高低差はなく、落下といってもガクンと少し落ちる程度で、絶叫マシンが苦手な方でも楽しめるかも、です。

でも決して侮れないんですよ。それはコース冒頭のジグザグゾーン──

ワイルドマウス ナガシマスパーランド
──最上階の緑色のジグザグのコースでは、180度Uターンするときの「放り出される感」が素晴らしいのです。コースは左半分と右半分で分かれていてシンメトリな運行がされていますが、向かって左のコースの場合は右の席(コースの外に対してアウトコースになる席)に座れば特に「放り出される感」か強くオススメです。

一方で、絶叫マシンは苦手だなぁという方は左の席(コースの外に対してインコースになる席)がオススメ。先述の通り落下の高低差も速度もやさしめなのでチャレンジしてもいいかもです。

さぁ前編最後を飾るジェットコースターは、やはりコレ。

スチールドラゴン2000 ナガシマスパーランド
スチールドラゴン2000
コース概要
空を翔る真紅の龍が如き、スチールドラゴン2000
最後部の高さ97m、全長2479m、最高速度153km/hの巨大なジェットコースターです。特筆すべきはこの落差と降下角度。スタート後、軽快なスピードで上り坂のふもとに到達したら、以降歯車によって延々と高さ97mの地点まで引き上げられる車体──

スチールドラゴン ナガシマスパーランド
──ガッガッガッガという歯車の音が響きます。その時間が長い。どんどんどんどん上に引き上げられ続けます。ガッガッガッガ・・・。いろいろなことを考えます。ああ、風が冷たいな。ああ、空が青いな。ああ、雲が白いな。ガッガッガッガ・・・。後ろを振り返ってみます。あ、名港トリトンが見えます。あ、名古屋駅のタワーズが見えます。やっぱりここは高いんだな・・・。ガッガッ。どれだけの時間が経ったでしょう。ふと、歯車の音が消えます。さぁ、始まりです。

ここで管理人さいの、ワンポイントジェットコースターレッスン。
ジェットコースターはどの席が一番こわいでしょうか。最前列? それとも?
私の好みですが、一番のおすすめは「最後尾」です。まず「最前列」はコースの形状がよく分かり、落下時のコースが迫り来る迫力がたまりません。しかし先頭車両は車両の重心より前にあるため、急降下時の急降下が開始されるタイミングが遅い場合があり、そういう場合は車両の先頭がかなり下がった状態から加速が始まります。そうなると、実際に落下する落差が減ってしまうのが玉に瑕。一方の「最後尾」は、とりあえず前方の車両が視界を阻み先のコース取りが分かりにくくなり予測が難しくなります。また、急降下時は前方にある車両の重心に引っ張られる感覚になり、下り坂が始まる前に加速が始まります。よって、その先のコースを把握する前に急降下してしまい、もうコースの予測どころでなくにっちもさっちもいかないのです。

スチールドラゴン ナガシマスパーランド
ひゃぁぁぁ、という周りの車両の悲鳴と共に落下する車両。地上97mから地上3mまで、約94mの高低差を、68度の傾斜で一気に降ります。長い、長い、その「落下中」がとにかく長い。垂直に落ちるような感覚。ようやく状況を把握できるようになった次の瞬間、今度は車体が上昇に転じたときに生じるものすごい重力。そして2番目の「山」の頂上へ、そして再急降下・・・。なんでここまで翻弄されにゃならんのかと、自問自答したくなりますが、自ら望んで乗っていることなので仕方ない。そうこうしているうちに3番目の「山」を越えて徐々に高低差は減っていきます。
2番目の「山」を越えればもう大丈夫。あとはそのスピードとアップダウン、そして頭上を掠めるような錯覚を覚えるトンネルゾーンを楽しみましょう。スチールドラゴンには写真撮影ポイントがあります。それは、3番目の「山」のあと右へ左へ旋回が続いた後にある「平坦ゾーン」です。いい写真を狙う方、平坦に差し掛かる前にいい顔の準備を!(でも、手を放すのは危ないのでやめましょうね)

さて、写真の枚数が多くなりそうなので前編はこの辺でお開き、次回の中編をお楽しみにしていてくださいね。ではでは~。
2件のコメントがあります
♪さんのコメント:

詳しく,アリガトウ^^

管理人さいさんのコメント:

>>♪さま
いえいえ! もしこの記事がお役に立てたのなら、嬉しいです。