階段がつづく街並み・生駒 ~奈良放浪記~


どこまでも続きそうな階段の街並み。
道のど真ん中で、通行人には見向きもせずすやすやと眠るねこ。

きょうは旅先の奈良で見つけた街並みを、さいが紹介しますね。
前回の奈良放浪記でご紹介したナイヤビンギがある、生駒(いこま)の街並みです。

奈良市の西に位置する生駒市。標高642mの生駒山山麓の生駒駅(近鉄)から、中腹に建つ宝山寺へと、階段の街並みが続きます。

山麓から、なかなか手ごわい急勾配のくねくね道を車で走ること数分。ケーブルカーの宝山寺駅近くにあった観光客用の駐車場に車を停めました。ちなみにこの生駒駅から宝山寺駅をつなぐケーブルカー、近鉄生駒鋼索線で、日本で初めての営業用ケーブルカーなのだとか。(写真がないですが車両もなかなか個性的!)

生駒

駐車場をでて、細い路地へ入るといきなりこの景色。
階段ばかりが続く街並みの向こうに、すばらしい眺めが広がります。
そして階段の両脇には旅館がずらり。

生駒聖天とも呼ばれている宝山寺への道であるこのあたりには、宝山寺へ向かう参拝者が宿をとる場として旅館街として栄えたそう。かなり傾斜がある土地に家が段々に建てられているので、とてもよい眺め。階段なので車も通らず、そしてひと通りも多くなく、とてものんびりとした空気が流れます。

 

生駒

街並みの入り口にある門。
すこし古びた感じの看板と、観光生駒の文字。
観光に来たんだなぁ、と自然とわくわく。

生駒

すこし下まで降りてききたところで、鳥居をくぐり、木陰の階段に入ります。
天気にも恵まれ、木漏れ日がきらきら。

私たちはこの辺で折り返して、先日のナイヤビンギへと足を運んだのでした。
帰り道で階段を上る途中、降りてきたひとに「この道は駅(山麓の生駒駅)まで続いているんですかぁ?」と。そのとおりで、この先もしばらくこの階段が続き、やがては生駒駅まで降りられるようですね。しかしその半分も歩いていない私たちは既に息が上がっています。。。あのひとはちゃんと生駒駅までたどりつけたかなぁ、と気になる今日この頃。

生駒

再び駐車場に戻り、改めて山麓方面を眺めます。
ここからの眺めは山麓が一望でき、すばらしいです。これは胡桃さんが教えてくれた夜景もすごそう。これは夜景も一度見てみたいですね~!

それにしても、日ごろの運動不足を実感した街歩きでした。

2件のコメントがあります
かつさんのコメント:

いいですねぇw
日頃の喧騒を忘れて僕もこういう町並みをゆっくり歩いてみたいですw

管理人さいさんのコメント:

>>かつさん
ゴールデンウィークを利用してこの街並みを体験してきたわけですが、こういう静かな街並みを歩くと、自然と元気が出ますね。

(でもゴールデンウイークが終わったとたん、街並みにもらった活力があっという間に尽きてしまい、そろそろもういちど生駒に行きたくなってきました。。。)