名鉄神宮前駅　ふしぎな踏切

2006.2.20 Mon

2006.2.20 Mon 8:59 PM 管理人さい

名鉄神宮前駅の踏切

2006年2月11日撮影

kiuさんの2月7日の記事を見て、案の定行ってきました。

「名鉄神宮前駅のふしぎな踏切」

そしてよくわかりました、そのふしぎな動作。

まず、上の写真を見てください。
この踏切のふしぎな点を挙げます。

1. 遮断機がロープ
2. 遮断機がこの位置で止まる
3. 歩行者・自転車が横断している

ではこの踏切を詳しく追ってみましょう！

場所は、名鉄神宮前駅から徒歩1分の位置にあります。むしろ駅構内からのほうが近いかもしれません。

全体図　(クリックすると拡大できます[151kb])

ご覧のように、奥が名鉄神宮前駅の駅舎でそのすぐ手前にこの踏切があります。踏切を渡り始めてから、渡り終えるまでかなりの長さがあることがわかると思います。

写真左半分の、駅舎がある線路が名鉄線で、右半分がJR東海道線となり、線路を何本も何本も跨がなければならないため、これほど長い踏切になっています。

さらに、これほどの大きな踏切なのに警報音「カン、カン、カン」がなりません。。。

「ブブー」

と一瞬ブザーが鳴ったと思ったら、遮断機がするすると降りてきます。。。

そうすると、上の写真のように名鉄の遮断機とJRの遮断機の間にぽつんと取り残されることもしばしば。。。

名鉄神宮前駅の踏切

「しゃ断機半開のときは車両進入禁止」
「前方のしゃ断機が降りている時は自動車は進入しないで下さい」
「お急ぎの方は恐れ入りますが階段をご利用下さい」

つまり、
半閉まりの時は歩行者が通れて、車が通れず、すべての遮断機が全開になったときだけ自動車も通れるというわけ。

名鉄の遮断機が上がっていてもJRの遮断機が降りていると、車が進むとつっかえてしまい危ないのでこういう特殊な踏切になったようです。

しかし、
歩行者には半開き制度があるものの自動車にはありません。
歩行者の私ですらここをわたるのに10～20分かかったので、自動車の方々は大変だと思います。

名鉄神宮前駅の踏切

半開き踏切を渡る人びと

みなさん見事に首曲げて渡ってました。。。

なお、歩道橋が隣接されていますので、歩行者の方はそちらを利用したほうが早いです。
興味がある方は、渡ってみてくださいね。

その際、電車や自動車にはくれぐれも気をつけて！

名古屋圏