瓊花の咲く唐招提寺 ~奈良放浪記~
さい&ミセスさい、GWは奈良へ行ってきました!!
なので今回からしばし、奈良放浪記が続きます~どうかお付き合いを
そして、今回の奈良放浪の目的のひとつが、この瓊花(けいか)という珍し~いお花。
唐招提寺境内にある御影堂の供花園(庭)に咲いている、鑑真大和上ゆかりのものだそうで、供花園はこの花が咲いている時期のみの公開(今年は4月21日~5月6日でした)なのです。
こちらが唐招提寺の入り口、南大門。
ゴールデンウィークも終わりがけ、5月5・6日で奈良へお出かけしたので、ここへ着くまで渋滞も全く無く。。とてもスムーズに着きました~!!
天気予報ではこの日下り坂。。とのことでしたが、なんと午前中晴れてました
運が良かった~♪
さて、南大門で拝観料(600円)を払い境内をずんずん進みます~
今回、唐招提寺のメインともいえる金堂はあいにく平成大修理事業(1998~2010年まで 大修理は平安・鎌倉・江戸・明治時代に続き5回目)の真っ只中だったのですが。。
(ちなみに上の写真は金堂ではありません)
それでも境内は春の様々な花と新緑に包まれ、とても魅力的。
ひとつひとつの植物が、計算されてそこに配置されているかのような。。見事なまでの美しさ。
境内いたるところに見られる土壁も、積み重ねてきた年月の重みを感じます。。
境内の美しさを満喫していると、御影堂の供花園に到着。
ついに瓊花とご対面です
1枚めの写真だと、アジサイの花のように見えるのですが。。
実際は、こんなに立派な木に、青空に向かってぐんぐん花を咲かせる、アジサイとはまた違った花なのです。
見事なまでに、咲き誇っていますね~!!
まさに、このときが一番の見ごろだったのではないでしょうか。
お香の香りがするといわれる、この瓊花。
これだけの量の花が咲くと、もうあたりは独特のあま~~~い香りに包まれて。。
様々な虫たちがこの甘い香りに引き寄せられて、この辺り一帯、ぶんぶんいってました(笑)
もちろん、人もたくさん引き寄せられてましたが。。(笑)
瓊花以外にも、藤の花もまさに見ごろでした!!
こちらもしっとりと、美しい。。
こういう、しっとりと美しいお花って、同じくしっとりとしたお寺に、本当に良く似合います。
瓊花や藤の花をたっぷり楽しんで、後ろ髪惹かれつつ。。供花園を後にします。
こちらは供花園の門。
供花園側から、境内を眺めた写真なんですが。。その光景は、まるで切り取られた絵画のように美しく。。
またもやうっとりしたのでした。。
帰りに、境内の売店(?)で瓊花のお香を買って、唐招提寺を出ました
さて、唐招提寺を出ると時間はちょうどお昼。
次に向かった先は。。きっとここでしか体験できない、そんなカフェ♪