名古屋圏

蒲郡市にある形原温泉（かたはらおんせん）。
ここにはあじさいの里があります。
その名の通りたくさんのあじさいが植えられていて、その株数はなんと五万株。東海地方でも最大級の数です。
　
先日見に行ってきた稲沢の性海寺は、若干時季が早かったのでまだまだつぼみが多かったんですね。でも今週は遅れていた梅雨も始まりましたし、各地であじさいが見頃を迎えているのではないでしょうか。性海寺もきっときれいに咲いているんだろうなぁ。やっぱりあじさいは雨のしずくをまとっているほうが生き生きとしていますからね。
　

美しいピンクから青へのグラデーション。
　
入り口近くには、「日本のあじさい展」として鉢植えも展示されています。
ミセスさいは白く長細い八重のガクをつけた品種に興味津々のようす。八重のあじさいなんてのもあるんですね。
　

入園料はひとり300円。写真の入り口で払います。（なお、駐車場料金は500円）
　
この公園、そんなに広くはないのですが、山の中腹に位置するということもあり、園内のアップダウンがとにかく激しい。
いたるところに階段、階段、階段・・・。
園内を一週まわる頃にはすっかりいい運動に。
　

山の斜面に植えられているあじさい。
　
下から見上げるとまるであじさいの壁があるようで圧巻。さまざまな品種・色がまさに「咲き乱れ」ています。
　

階段を上ることしばし、園内でも高めの位置に来ると、こんな景色が。
　
一面のれんげ畑や、菜の花畑というのはちょくちょく目にしますが、一面のあじさい畑、というのはなかなかお目にかかれない光景です。
　

園内の一番高いところからは、三河湾も眺められます。
　
今週末はちょうどあじさいの見頃となりそうですね。
天気予報はどうやら雨のようですが。これを生憎ととるか、幸いととるかは意見が分かれるところですね。でもあじさいには太陽が燦々と照りつける晴天より、しとしとと静かに雨が降る雨天のほうが、似合います。（とはいえ、本降りになってしまうとそれはそれで見るのが大変なのですが・・・）
　
鬱々しがちな梅雨の季節ですが、梅雨にしか楽しめない「あじさいのお花見」で休日を過ごすのも、よいかもしれません。
　
アクセスやイベント情報はこちらの公式サイトからどうぞ！
http://www.katahara-spa.jp/index.shtml